今週はエルビス・プレスリーのラブミーテンダー(やさしく愛して)をお送りします。キング・オブ・ロックンロール、エルビスの曲を紹介するのは今回が初めてなのはちょっと意外ですよね。エルビスの売り上げは5億枚以上だそうです。1950年代、ロックンロールの始まりはエルビスからでした。極貧の幼少時代からスーパースターに上り詰めたアメリカンドリームの象徴です。ビートルズもローリングストーンズもみーんな影響を受けました。
初期のロカビリーのスタイルは、黒人のリズム&ブルースと白人のカントリーウェスタンを融合した音楽と評されました。一部の白人社会からは拒絶反応もあり、ロックンロールは非行の原因だという批判もありました。
が若者からの絶大な支持は変わりませんでした。
今日の曲は1956年に公開された初主演映画『やさしく愛して』主題歌ですが、この曲、音楽の教科書にも載っている19世紀のアメリカ民謡「オーラ・リー」の替え歌です。♪泉の奥に何がいるの?耳をすませば声がする~、オーラ・リー、オーラ・リーどこですか?水の精たち姿見せて というあの曲です。
~~~~~
やさしく愛して、甘く愛しておくれ
ボクを離さないで
キミはボクの人生に欠かせないのさ
愛しているよ
やさしく愛して、真の愛をくれないか
キミはボクの夢を叶えてくれるのさ
ダーリン、愛しているよ
ずっと愛しているよ
やさしく愛しておくれ、ずっとずっと
キミの心の中にボクを入れておくれ
キミの心の中がボクの居場所なのさ
キミをずっと離さないよ
ボクのモノだと言っておくれ
ボクはずっとキミのモノさ
この世の終わりまで
キミが愛してくれさえすれば
ボクの夢は叶うのさ
ダーリン、ずっとずっとキミを愛しているよ
~~~~~
さて、日本でもブラックフライデーの文字が目につきますね。いつからブラックフライデーって日本に入って来たんですかね?
先月はハロウィーン、そして来月はクリスマスですが、11月はアメリカではサンクスギビング、感謝祭の月です。今週木曜日です。日本では新嘗祭(にいなめさい)という五穀豊穣を祝う収穫祭があります。毎年11月23日に宮中三殿の神嘉殿(しんかでん)で執り行われます。天皇陛下が初穂を神々にお供えし、五穀豊穣に感謝を捧げ、祈念します。
サンクスギビングの翌日がブラックフライデーで、クリスマスショッピングの始まりと冬の訪れを知ることができるのが11月末です。
今年は円安が進んでモノが高いですけれど、クリスマスショッピングは何を買いますか?